ハーフの間でも話題?ミッション・インポッシブルースパイ大作戦を知っていますか?

ミッション・インポッシブルースパイ大作戦

みなさんは、どんな海外ドラマを見るでしょうか?

今回は、ハーフの間でも面白いよね!と話題になっている「ミッション・インポッシブルースパイ大作戦」をご紹介します!

ネタバレも少々含むので、ぜひ気をつけて読んでみてくださいね!

往年のスパイ映画

有名な映画”ミッション・インポッシブル”

ダッダッダタという音楽が始まり、「実行不可能な指令を受け、頭脳と体力の限りを尽くして」というナレーションを聞くと、もう、期待で胸がつぶれそうになったのは、はるか昔のことでした。

とてもスマートな銀髪リーダのフェルプス君(ピータグレーブス)の下で、頭脳明晰の技術者ののバーニー、筋肉隆々のウィリーを中心に美女や変装の達人などが加わり、事件を解決していきます。

事件といっても、直接アメリカ政府が手を下すことができない極秘の任務を遂行するのです。もちろん闇に葬られる可能性もある危険な仕事を遂行します。

ミッション・インポッシブルースパイ大作戦

なんと再放送しています

このドラマは1960年代後半から1970年前半にわたり放送されたものですが、今(2018年6月時点)、BSジャパンで再放送されています。

若い人にも見てほしいので、ここに紹介しています。

決して古さを感じさせないスマートさがあり、ノスタルジーでお勧めするのではありません。

緻密なシナリオで1時間を感じさせないおもしろさです。

スパイドラマの定番として美女も登場しますが、抑制の効いた色気も発揮しながら、命をかけて活躍します。

途中までメンバーであったシナモンは、クールな美女の女スパイでした。

そのあとも、個性的な美女が次々と活躍します。

むかしのドラマを見ることについて

古臭くて、俳優も知らないし見る価値があるのかとお思いの方も多いでしょ。

しかし、今のドラマは、軽いのりの弁護士ものとか、科学捜査ものが幅を利かせています。テーマがほとんどです。

スパイものも、どうしてもアクションが主体になります。スパイ大作戦は、そのどれにも当てはまらない、緊張感に満ちた頭脳戦なのです。

それも、シリーズを重ねるうちに、時代の空気が織り込まれてきます。

その例を2つほど挙げましょう。

ミッション・インポッシブルースパイ大作戦

冷戦時代のスパイ合戦からシンジケートの殲滅に

1回、約1時間のドラマの内容にも、時代の変化を読み取る面白さがあります。

当時は米ソ(ソ連)の冷戦時代を反映し、両国のスパイがわたりあうのです。

例えば、ミサイル基地の情報をソ連エージェントに奪われたあとで、どうやって取り戻すか、取り戻さずに敵国をだましてその情報を打ち消すのか、仲間われさせるのか、頭脳と体力の限りをつくして両国のスパイが戦うのです。

また、大掛かりが潜水艦の模型を作り、敵のエージェントに潜水艦内にいるように思い込ませ、情報を取り出すこともあります。

そして必ず最後に、チームメンバーが集まりほほえみながら去っていきます。

時代が進むと、冷戦時代も過ぎ、そうしたテーマを扱うことも世の中に合わなくなると、今度は、様々な利益をむさぼるシンジケートの壊滅にかかります。

スパイ戦争のときほどの緊張感はありませんが、以前のシリーズにはみられなかった、人間模様などが織り込まれるたり、ちょっとした計画の乱れがでてきて、それなりにはらはらさせられます。

やはり、事件解決(表ざたにはなりませんが)すると、チームのメンバーが集まり、アメ車にのって颯爽と帰っていくところは、かっこいいの一言です。

ミッション・インポッシブルースパイ大作戦

世界を見ていたアメリカの時代

スパイやシンジケート以外にもう一つ大きなテーマがありました。

それは、当時のアメリカは世界を見ていたということです。

最近は自国ファーストという主張が大きく、それが世界を乱すことにもなっていますが、スパイ大作戦の時代のアメリカは世界の民主勢力の保護者であったのです。

南に、独裁政権があれば、レジスタンスに対し支援をし、北に、家臣がひそかに隣国と取引をして王権を転覆させようとすれば、それを阻止しにいきます。

弾圧されている宗教活動家があれば助けにいきます。

こうして、世界中に目を光らせていた、またはそう欲していたアメリカの姿がありました。

もちろん、それは自国の利益のためであったかもしれませんが、弱いものを助け、正義を貫くというヒーロの物語でもあったのです。

そうしたヒーロを正面きってドラマにできる時代だったということかもしれません。

技術の進歩もおもしろい

そのほかにも、楽しみはいろいろあります。

まず、使用している機材の年々進化していくのです。

初めは、ミッションインポッシブルの指令はなんと、レコードでした。

フェルプスが指定された場所に行くと、そこに指令が録音されたレコードがあるのです。

そこで仕事の内容を支持され、最後に必ず「君と君のメンバーが殺されても、当局は一切関知しない」という言葉のあとに、レコードは自動的に消滅するという言葉が続き、煙が立ち込めるのです。

それが、しばらくして、テープレコーダになります。

そして、ドラマの中に、コンピュータや、無線での通信も使われはじめます。

もちろん、今のようなコンピュータではなく、磁気テープを使ったものですが、各段に世の名の技術が進歩してきていることを実感できます。

ミッション・インポッシブルースパイ大作戦

まとめ

理屈は抜きにして、とにかく一度でも見てもらいたいと私は願います。

やはり、時代遅れだねという感想でもいいです。

それならば、テレビが面白くなくなったと思っている私に、これを超えたと言わせるドラマを作った見せてほしいです。

毎週、熱く待ち焦がれるようなドラマを見せてほしいです。

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