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結婚相手がクオーター男性というさちこ(仮名)さん。
ダーリンがクオーターであることにどんな感情をいだかれているのでしょうか?
今回もまた、純日本からの声という形で、さちこさんに記事を書いていただきました。
目次
ダーリンはクオーター
旦那の昔の話
わたしの旦那はドイツ人の血が入っているクオーターです。祖父がドイツ人でした。
クオーターは4分の1なので、ハーフよりは薄いはずなのですが、旦那は顔立ちはとても日本人離れをしていて、最初は外人かと思いました。
そして、すごく彫りの深い顔で濃く、肌の色も日本人離れしてるほど白く、顔立ちはヨーロッパ人を思わせるほどです。
そのため小さい頃は、学校でも習い事の場でもどこにいってもよく「外国人」とからかわれて、本人は「自分は外国人ではない」と、とても気にしていたことなので、まだ小さかったこともあり、たくさん嫌な思いをしてきていたそうです。
外国人とからかわれたことがトラウマなダーリン
幼かった彼はそのことがすごくトラウマになってしまっていたそうです。なので、自分は肌の色が違っても、顔が違っても、国籍がちがっても、平等に優しくしようと思うようになったそうです。
わたしは、そんな誰にでも優しく接することができる旦那に惹かれていました。
トラウマを個性に変えたダーリン
どこにいってもいじられる旦那も、大人になるにつれてそのようなトラウマもなくなり、その持ち前のはっきりとした顔立ちのおかげでモデルや俳優のお仕事もすこしやっている時期がありました。
幼いころコンプレックスだった顔の濃さは、大人になるにつれ羨ましがられるふうにかわっていったそうです。わたしはどちらかというと目も切れ長で鼻も小さい肌も薄い典型的な日本人な顔をしているので、旦那にかぎらず、ハーフやクオーターのはっきりしたお顔がとても羨ましいなと思ってます。
海外でも問題となっている人種差別
いまは海外でもいろいろな国で人種差別などが問題にされていますが、見た目や生まれ、地位などで人を判断するのは、人としてとても恥ずかしいことだとおもいます。
ましてや子供同士でいじめにあったりしているのは、いじめてる方もいじめられている方も、もし自分の子供だったらとても悲しいことだと思います。
どんな国であろうと、肌の色であろうと、生まれや環境だろうと、上も下もないと思うので、みんな平等であるべきだし、顔が濃いことや生まれた国が違うからなどで差別することが、絶対になくなってほしいとおもいます。
近年テレビで活躍するクオーターやハーフ!
近年では日本のバラエティーやテレビや雑誌のモデル、アナウンサーなどでもハーフやクオーターのひとたちがとても活躍してきています。公の場で活躍される方が増えてきたので、差別はなくなってきているんじゃないかと思うと、それはとてもよい影響だと思います。
でも公の場にでている方々も一度はそういう差別で嫌な思いをしてきたというのを話でききました。
ハーフやクオーターだけのことでなく、いじめで自殺などする子供たちが多い中で、そういう差別はしてはならないことを、大人たちが教えていかなければいけないことだとおもいます。
すべての親がクオーターやハーフへ理解するべき
子供達にいじめや自殺が起きてしまうのは、親や周りの大人たちの責任だとわたしはおもいます。
わたしにはまだ子供はいませんが、旦那の顔が濃いのできっと濃い顔の子供が産まれる可能性があります。なので、このいじめの多い世の中で、少し心配にはなってしまいます。
ですが、守るのも、教えるのも親だと思うので、正しいことを正しいと、間違っていることを、間違っていると、ぶれずにきちんと教えていきたいなとおもいます。
実は叔母のダーリンは外国人!
わたしはヨーロッパのオーストリアに国際結婚をして嫁いでいった親戚の叔母がいるのですが、その親戚もずいぶんと、昔はアジア人というだけでばかにされたり、いじめられたり、仲間外れにされてとても悲しいおもいをして苦しんでいたそうです。
それをきいてとても悲しくなりました。
きっと、どこの国へいっても同じような悩みで悩んでいる人はたくさんいるんだとおもいます。とても悲しいことだとわたしはおもいます。
世界中で、差別がなくなってほしい!!
世界中のひとたちが、国籍や肌の色、育った環境などを関係なく、仲良く平等に暮らせるようにはまだまだ難しく、なっていないとおもいます。
わたしもヨーロッパにヨーロッパ人のお友達がたくさんおり、文化や考え方がすこしちがくても、とても大切な親友と思えている方たちがたくさんいるので、国や環境がちがっても、正しいこと、してはいけないこと、嬉しいこと、悲しいこと、感じることなどの感情の部分はどこの国にいっても変わらないことだと思います。
なので、そういう隔たりをなくしていけたらもっと子供たちも、自分の生まれた国でなくても、未来がもっともっと明るくなることとわたしはおもいます。
クオーターのダーリンと見る教育面!
教育といった部分で、小さい頃から教えていかなくてはならない部分で、その教育が、まだまだたりていないところだとおもいます。
そのためにはもっともっと海外と交わる、触れ合える機会などを増やして慣れていくことも大切だとおもいます。
こどもたちの未来をいじめという卑劣な行為で閉ざさないように、日本人も外人もどちらの国へいっても歓迎できる器をもって接することができるように、教育や教えをしていかなければ、なかなかいじめや差別が無くなるということはまだまだ難しいかなともおもいます。
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