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一般的に日本では、どちらかの親が海外出身者の子供のことを「ハーフ(half)」と呼ぶ傾向にあります。
これは、海外でも通じる言葉なのでしょうか?
今回は「ハーフ」が英語として正しい表現なのか。そして、「ハーフ」ではない場合どのような表現をするのが正しいのかについてを説明したいと思います。
目次
海外でもハーフの呼び方は通じるの?
ハーフだけで表す呼び方は日本だけ
一般的に「ハーフ」と呼ばれる存在である人たちも、海外で自分の自己紹介をするとき、「I’m half.」という表現をする場合があり、日本人が海外で質問するときも「Are you half?」という聞き方をすることがあります。そのため日本では「ハーフ」という言葉が一般的だと捉えられているようです。
しかし、この「ハーフ」という呼び方は海外でも一般的なのでしょうか?
海外ではハーフという呼び方はしない?
答えは、「ハーフ」だけを使う場合は一般的ではないと言えます。
例をあげるとすると、一般的に海外で自分のことを表現する場合
「I’m half American and half Japanese.」と、国名をしっかりといれます。
ただの「I’m half.」だと、私は半分です。という言い方になってしまうので、海外では理解をしてもらえないのだと思います。
ほかの呼び方ってある?
日本では最近「ハーフ」のことを「ダブル(double)」と呼ぶ傾向もありますが、「ダブル」に関してはどうでしょうか?
こちらに関しても、「ハーフ」と同様だと思います。
「I’m double.」という表現をされても、私は2倍です。という言い方になってしまいまだハーフよりかは理解してもらえる可能性もありますが、その可能性も低いかと思います。
こういった場合、「ミックス(mixed)」という呼び方が一番理解をしてもらえるはずです。
「I’m mixed.」といえば、伝えたいことは通じると思います。
いろいろあるハーフの呼び方
そのほかにも、「パート(part)」という言い方もあるようです。
「I’m part-American and part-Japanese.」
この言い方をすると、私はアメリカと日本の部分を持っているという表現になり2つの国を持っているんだということを理解してもらえます。
ハーフ自身、「ハーフ」という呼び方は気に入っていない?
ハーフ自身、自分がハーフと呼ばれることにあまりいいと思っていない人がいるのも事実。
ハーフには半分という意味があり、自分は半分なのではなく2つの国の所以を持っている。所謂「ダブル」なんだという人がいます。
こういった呼び方を求める人もいるのは、やはり自分の所以について深く考えているからだと思います。
とても尊敬するべき姿勢ではないでしょうか。
自分の国に誇りを持つことは素晴らしい!
ここで、少し話はそれますが、自分の国に対して誇りをもつことは素晴らしいことだと思います。
純日本人であれば、自分が日本人という呼び方をされることに関してあまり多くの感情を抱かないと思います。
しかし、ハーフにとって、自分がハーフのそれぞれの国の名前を使う呼び方をしてもらえること、「日本とアメリカのハーフなんだね」という呼び方をしてもらうと認めてもらっている感覚になります。
2つの国のよさを知っているから、呼び方に対して敏感になるのかもしれませんね。
日本人、その他の国の呼ばれ方について
呼び方についてここまで言及してきましたが、呼び方にこだわるのは日本だけなのかもしれません。
海外では多国籍化が日本に比べてかなり進んでいます。
島国である日本は過去の経験から自分の民族性を保つために、他の文化をあまりよく見ない傾向にありました。
そういった面から、ハーフはその血をひいているため、自分の文化を認めてもらうための感覚としてハーフという呼び方に対して両方の国名をいれてしっかりと自己紹介をするのかもしれません。
結局は国名をつけて呼び方を示すべき!
さまざまな表現がありますが、結局のところ一番大切なことは国名をしっかりいう!ことだと思います。
今回出てきた「ハーフ」「ダブル」「ミックス」「パート」すべてにおいても国名をしっかりとつけることができれば、ある程度は通じます。
一般的ではない言い方も実際にはありますが、なんとか通じるのでとりあえず国名を前につけて自分をアピールするようにしてください!
ちなみに、「クォーター(quartar)」は英語でも共有する言葉なので安心して使用しても大丈夫なようですよ!
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