ハーフは英語しゃべれる?バイリンガルと思われがちな理由ってなに!

ハーフ バイリンガル

「ハーフ」「ダブル」は、英語を含めた2カ国語以上の言語を使えると思われがちです。

その中でも見かけから、「英語しゃべれるの?」と聞かれることがとても多いはずです。

なくならない英語や言語のバイリンガルイメージ

実際どれくらい英語などをしゃべれる?

果たして、日本に住んでいる「ハーフ」「ダブル」の中でも他言語を操ることができる人はどれくらいいるのでしょうか?

一概に言い切ることはできませんが肌感では、ほぼ全員がバイリンガルばっかりです!と言えるわけではない気がします。

日本人で生まれ育ち、生活をしてきている人も多いことから全員がそうではないというのが一般的な意見です。

もちろん、「ハーフ」「ダブル」の家では外国語が飛び交っている場合もあります。
しかしそういった環境があったとしても、それが故に”話せる”とはならないはずです。

「ハーフ」「ダブル」はバイリンガルである!ということが間違った解釈であるということも言い切れませんが、確実にそうであるということは言えないと思います。

ハーフ バイリンガル

全く英語をしゃべれないわけではない?

全員がバイリンガルなわけではないと書きましたが、その中でも実際に全くしゃべれない人が多いというわけではないように感じます。

「ハーフ」「ダブル」の中には、リスニング能力に長けているが話せない。という人が多いのも事実です。

親が外国語で話しかけてくるのに対して、日本語で返す生活をしてきた「ハーフ」「ダブル」がそういう人に該当するでしょう。

日本に住んでいると特に幼少期は外国語を話すと珍しがられる傾向にあるため、それを恥ずかしいと捉えてしまって返事を日本語にしてしまう場合がかなり多いです。

日本語ばかりを話すことでリスニング能力だけが高くなり、大人になってから「話しておけばよかったな、、」と後悔する人をよく聞きます。

もちろん、「ハーフ」「ダブル」の中には家で外国語が全く飛び交ってなかったことでリスニングができないことも当たり前のようにあります。なにも不思議なことではありません。

バイリンガルから少し違った英語への悩み

日本ではなぜか「英語しゃべれるの?」がハーフに対しての質問となっているため、そこからほかの悩みを感じる人もいます。

親の出身国の“言語が英語じゃない”場合です。

不思議と日本では、海外の人は英語がしゃべれるものだと思ってしまうことからこのような質問をしてしまうようですが、当事者からしたら聞いたことない言語しゃべれるわけない!と思ってしまいます。

言語に対しては、様々な気持ちをもっている場合が「ハーフ」「ダブル」には多いようですね。

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すべての人が英語を話せないバイリンガルじゃないとわかってもらうには?

これを克服するためには、より多くの方に”理解してもらう”ことが不可欠かと思います。

タレントのウェンツ瑛士さんが、ハーフは全員がバイリンガルなわけではない!という事実を広めてくれたことによってある程度は全員がバイリンガルなんだという解釈はなくなりましたが、まだまだこのような認識が残っているのも事実です。

多くの方がこの状況を理解することが、「ハーフ」「ダブル」が傷つかないようになる方法かと思います。

ぜひ多くの方に、理解を深めてもらいたいものですね。

英語しゃべれるの?と聞かれたときの対応!

ハーフやダブルは英語しゃべれるの?と聞かれることが多いのはしょうがないことだとなのかもしれません。そうなったら、いっそのこと英語しゃべれるの?というバイリンガル勘違いへの対処を覚えておくのもいいかもしれません。

質問への回答にはさまざまなものがありますが、いくつか紹介しましょう。

パターン1

友人A:「英語しゃべれるの?」

回答:「Apple.」

友人A:「いや、そういう英語じゃなくて!文章で!」

回答:「I like apple.」

友人A:「…」

この方法はしっている英語だけで、相手の要求に完璧に答えていくスタイルです。

必要最低限の会話だけで済むので、相手もひるむことでしょう。返事を返すときは真顔でいくのがもう英語しゃべってと言われなくなる強い印象を与えるいい方法でしょう。

パターン2

友人B:「ねえねえ!バイリンガルなんでしょ?英語しゃべって!」

回答:「バイリンガルってどういう意味か知ってる?」

友人B:「2つの言葉を話せるってことでしょ?」

回答:「そうだよ、ちなみにトリリンガルって知ってる?」

友人B:「トリリンガル?3つの言語ってこと?」

回答:「そうそう、この前日本人なんだけどトリリンガルでめっちゃイケメンがいてさ。」

友人B:「うそ!どこであったの?」

この方法は、バイリンガルを超えていく新しい話題を提供する方法です。

相手が女性であればイケメン、男性であれば美女をいうと話題になります。そして、肝心なのが、日本人のトリリンガルであることを紹介すること。ハーフでトリリンガルのイケメンなどというと、自分がしゃべれない場合に新しいネタとしていじられるようになるので、日本人のトリリンガルと強調しましょう。
もし、バイリンガルにもなれないの?と言われたら、君も日本人のトリリンガルがいるのにバイリンガルにもなれないの?と返せます。相手に自分の気持ちを思い知らせてやりましょう。

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英語話者バイリンガルの苦痛はプラスにかえられる!

バイリンガルいじりなどで苦痛を感じている場合は、一度割り切ってしまうことも大切かもしれません。

はじめは心理的につらいかもしれませんが、相手は辛い顔をしている自分をみてたのしんでいることもあります。割り切ってしまうと相手も面白くなくなっていじることもなくなってくるでしょう。

相手のもわからずにやってしまうこともあるため、割り切って自分にあったバイリンガル返しをすることができるようになれば、相手もひるんで英語しゃべれるの?という質問もなくなっていくことでしょう。

ある程度はなれることが大切にもなってくるこのバイリンガル勘違いは、きつい時期になる人もいるかもしれませんが、成長するいいチャンスでもあります。なんとか乗り切って最高のハーフ、ダブルの人生を楽しみましょう!!

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